外国人のための日本語検定にはどんな種類がある?

公開日:2023/11/15

日本語のスキルがどの程度あるのかを測れる外国人のための日本語検定があります。外国人が日本で就職する際に、そのような検定を受け取得していることを条件としている企業も多いです。本記事では、日本語のスキルを測るための検定、日本語能力試験はどのようなものなのか、そして種類についてもくわしく解説いたします。

日本語能力試験とは?試験の種類も解説!

母語が日本語ではない外国人がどのくらい日本語を理解できているのか、それを知るための日本語検定が日本語能力試験です。

日本語能力試験は、日本の企業が外国人を雇用するときの判断基準に用いられることがあり、就職だけでなく進学する場合でも必要とされていて、どれほどのレベルに達しているのか、この試験で測ることもあります。日本語能力試験には種類があるので、くわしく説明いたします。

日本語能力試験 JLPT

もっとも名前が知られている日本語能力試験で、対象は原則として日本語を母語としない人です。テストはマークシート形式で、課題遂行のための言語コミュニケーション能力を、言語知識・読解・聴解の3つにわけ測ります。

日本国内はもちろん海外でも実施され、7月と12月の年2回受験することができます。この試験の結果は、就職以外にも昇給や昇格、入学試験、在留資格申請などに活用されます。

BJT ビジネス日本語能力テスト

日本で働くことを希望する外国人などが、ビジネス日本語の能力を測るための試験になります。日常会話だけでなく、ビジネスで通用するような日本語を身につけているのか、それを判断する基準になり、受験することで日本企業の就職活動に有利になるでしょう。

出入国在留管理庁から、証明基準として認められているテストでもあります。

その他の日本語能力試験

「JPT 日本語能力試験」は年に12回実施され、結果発表が2週間ごとで比較的早いことが特徴の試験です。「J.TEST実用日本語検定」は、年間約6万人が受験している試験で年6回実施されています。

ほかにも、「STBJ 標準ビジネス日本語テスト」、「TOPJ 実用日本語運用能力試験」、「J‐cert 生活・職能日本語検定」といった日本語能力試験がありますが、いずれの試験にもレベルがあります。

日本語能力試験のレベルとは

もっとも知名度がある「日本語能力試験 JLPT」を例にあげてみましょう。こちらの試験では「読むちから」と「聞くちから」の2つを判断し、認定の目安はもっとも難しい「N1」からもっとも簡単な「N5」まで5つのレベルがあります。

N1はさまざまなシーンで日本語を理解することができるレベルで、それより1つ下のN2では日常的に使われている日本語と、やや難しい内容の日本語を理解できているレベルです。

N1は日本人でも難しいかもしれない

JPT 日本語能力試験で「N1」に認証されるためには、読むちからでは日本の新聞の論説など難しい内容も理解する必要があり、聞くちからでは自然なスピードの日常会話が理解できると認められる必要があります。

実は、N1に認証されるのは日本人でも難しいといわれており、N1に認定された外国人は日本の医者などの国家試験や、准看護師試験、介護福祉士なども受験することができます。このようにN1に認定されることは簡単ではないので、N1レベルの外国人は多くはありません。

N2やN3なら普通に仕事ができるレベル

N2やN3に認定されれば、日本で普通に生活でき仕事でも会話が成り立つという証明になります。それよりも下のN4やN5では、スピードがゆっくりであれば日常会話もOKで、簡単な漢字を使っている日本語の文章を読むことができるといったレベルです。

日本語能力試験を受験するメリット

日本語能力試験を受験することで、どのようなメリットがあるのか説明しましょう。

日本での就職や転職活動に有利

どんなに有能な外国人でも、日本で働くなら日本語が理解できないと採用されることは難しいでしょう。自分はこれだけ日本語ができるということを、日本語能力試験でアピールすることができるので、就職や転職に有利になります。

外国人を対象とする求人のなかには、日本語能力試験に合格していることが応募条件になっていることも多いです。

出入国管理上の優遇措置がある

出入国管理上ではポイント制による優遇制度があり、日本語能力試験でN1に認定されると15ポイントを獲得することができます。N2の場合は10ポイントなのですが、その他の条件を満たすことでもポイントが加算されます。合計点が70点以上になると、出入国管理上の優遇措置を受けることができます。

国家試験を受験することができる

海外で医師などの免許を持つ人が、日本で医師として働くためには国家試験を受験しなければなりません。そのような国家試験を受験するには、日本語能力試験でN1の認定を受ける必要があります。

医師だけでなく、理学療法士や歯科医師、救命救急士などが日本で働きたい場合、日本語能力試験を受験し国家試験に挑めるよう準備しておく必要があります。

まとめ

日本人と同じように日本語を話せても、日本で働きたい場合、日本語能力試験を受験しておくことが必須になるケースもあります。

もっとも知られている日本語能力試験は「日本語能力試験 JLPT」で、これに認定されることで、日本で就職や転職活動を行う際に有利になります。JLPT以外にも日本語能力試験は複数あるので、就きたい仕事に合わせて必要な日本語能力試験を受験してみるのがおすすめです。

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